【UNO】2020年はブログ書きます!
新年明けましておめでとうございます。
Uno To SanoのUnoの方。右脳派でアメリカ在住の純ジャパのSakie (@sakiebomb) です。
タイトルにも書いた通り・・・
2020年は
ブログを
書きます!
はい、ここに宣言したので、続けます。
目標は低く(笑)15日にはUnoの私が。月末にはSanoのAmiがアップをするという方針で行きますのでよろしくお願いします。現実的な目標なので絶対大丈夫なはず。
さて、1月も早くも15日経ってしまったのですが、様々な目標を立てたのにも関わらず、体だけが頑丈だと有名な(?)私なのに、新年早々体調ダウンしてしまいました。運良くインフルエンザではなかったものの、ボストンでは珍しく1月に20度という異常な春のような気候になった週末だったのに、家のベットで撃沈。。。
せっかくのいい天気なのに外でランニングもできないし、本当に悔しく体調的にはマジできつい週末を過ごしました。 体が健康であるからこそ、普通の暮らしができることの有り難みを感じた新年の駆け出しとなりました。
さて、ベタな1月のトピックとなりますが、今日はサラッと今年の抱負に触れたいと思います。
既に新年一発目のPodcastでは、相方のAmiと面白い切り口から新年の抱負について話しているので聞いて見てください。
今年は「挑戦」の1年にしたいと思っています。
なぜ「挑戦’かと言いますとあまり大きな声で言いたくないのですが、 実は今年は20代最後の年なのです。
だから30歳になる直前にできることを出し切りたい。やりきりたい。30歳を迎えた時に20代走りきった感が欲しい。というのが本音のところです。
一番力を入れたいのが仕事。
今年の一番のフォーカスはキャリア。仕事尽くしの1年にしたいくらい燃えています!実は、念願のポジションに就いたところから今年はスタートしたのですが、今後のキャリアにも繋がる大切な年だと思っているので、与えられたことをやるのではなく、主体的になって仕事を進めていくのが一つの目標。
念願の30歳までに走りたかったボストンマラソン!
昔のブログで、「30歳までにボストンマラソンを走る!」と言っていたのですが、なんと念願叶って今年4月のボストンマラソンを走ることになりました!YAYYYY
正直あの記事を書いた4年前はまさか私が実際に走るとは思っていませんでした。だって、毎年秋にハーフマラソンを走るだけのシーズナルランナーでフルマラソンも走っていなかったんだから。
それが、毎年少しずつレースの数を増やし最近では春に1つ秋に1つフルマラソンを走るまでに成長しました。人間、4年もあるとフィジカル面でかなり変わることができるんだなと実感。
すでにトレーニングも始まって(といっても風邪で走れていませんが)初めてボストンで真冬のトレーニングをします。
世界最古のマラソン大会のボストンマラソン。コースは坂があってキツイのはわかっているので、しっかりトレーニングから追い込んで行きます。みなさんにいい報告ができますように。
最後はやっぱり気になる
東京オリンピック!
アメリカから客観的に見ている自分と、職業柄スポーツという観点からみているのですが、東京に対するExpectationが本当に高いなと感じます。
「日本でやるんだから、凄くオーガナイズされていて綺麗に違いない」
という言葉を必ずと言って聞きます。
日本を良い国だと思ってくれるのはとってもありがたいのですが、
「日本、本当に大丈夫かなあ?英語話せる人そんなにいないし。。残念な結果にならなければいいけど」
と、思ってしまう自分がいるのも事実。
最近では、選手村のアスリート用の部屋も公開されてかなりの賛否両論がありましたが、私もあれは正直がっかりしました。
サステイナビリティとは言えども、ベッドの材料どうのより、大きな部屋にポツンとシングルベッドが4つ並べているだけなのは、オリンピック代表選手に対して失礼なのではと思ってます。これが完成形でないことを願いますが、どうなるのでしょう。
もしかしたらこれ自体間違った情報かもしれませんね、だってまだ7ヶ月もあるんだし。メディアの言うことは半信半疑に聞くのが一番。
ともあれ、オリンピックイヤーということで私もどうにか仕事上・またはプライベートでも携われないかなど様子を伺っているところです。人生に一度きりの経験なので、海外で積んできた経験を活かして日本に貢献したいと思っています。
もしブログを読んでいるみなさんでも、知っている情報がありましたら是非教えていただけると助かります!
ということで、2020年ブログ1本目はここで締めたいと思います。
皆様、今年もよろしくお願いします。
Uno / Sakie
【SANO】優雅に飲むコーヒー
先日東京の某おしゃれタウンにあるカフェに行きました。
SANOはアメリカの学部生時代から(自称)軽度のカフェイン中毒だったのですが、今も朝早かったり睡眠が満足に取れない時はコーヒーの力に頼っています(ほぼ毎日ですが)。
一時期は毎日5杯以上飲んでいたので、すこしの期間コーヒー自体の摂取をやめていたのですが、この頃また朝早起きをしだし、睡眠時間が短い日も増えてきたのでコーヒーの力に頼ってしまっています。
ですが、毎朝のコーヒーは自宅でささっとドリップしたり、研究室にあるコーヒーメーカーで作ったり、コンビニの安いコーヒーなどで満足しています。
日々のコーヒーは「楽しむ」ためのコーヒーではなく、とにかく目を覚ますためのコーヒーなので安くて早く摂取したい、、、
特に朝早い日や、長丁場になりそうな日は大学に向かう途中にあるコーヒーショップのちょっとお高いコーヒーに手を出してみたりもしますが、やはり毎日毎日500〜600円するコーヒーを飲むのは経済的ではないとケチな自分がストップをかけています。
平日のコーヒーは「目覚めるためのコーヒー」ですが、週末にのんびり飲むコーヒーは「楽しむ」コーヒーだなと感じたのがつい昨日某おしゃれタウンで訪れたスターバックス系列のコーヒーショップでのこと。
コーヒーであまり冒険をしたくないタイプの私。
酸味は苦手でミディアムローストからダークローストのコーヒーが好みなのですが、今の日本では朝入りで後味スッキリ&酸味強めのコーヒーが流行らしく、うかつに入ったローカルなカフェなどでコーヒーやラテを頼むと失敗、、、なんてことも少なくはありません。
なので、味をある程度知っており、ほとんど失敗がないスターバックスは私にとっては信頼100%。
日頃からスターバックスにはよくお世話になっているのですが、以前から気になっていたNeighborhood and Coffeeというスターバックスが運営しているカフェに足を運んでみました。
夕方だったのでコーヒーを飲みながら小一時間読書でもしようかな〜と軽い気持ちで行ってみました。
店内に入ると通常のスターバックスのようにMacBookで作業をしたり、勉強用の本を広げている人は少ない印象(行った店舗だけかもしれませんが、、、)。
なんか「ここ本当にスタバ!?」と思うぐらいにゆったりとした時間が流れていました。
そこで初めて体験したスターバックスの秘密兵器、クローバーで抽出したコーヒーを頂いたのですが・・・
これまた美味しくてびっくりしました。
そんなにコーヒーについて知識があるわけでも、特に凝っているわけでもないですが、香りがいつものコーヒーとは全然違い、コクも全然違いました。
5〜8種類ぐらいある豆から自分が好きなものを選ぶのですが、豆の希少度によりお支払いする値段が変わってきます。
そもそもの値段は通常のスターバックスよりも1.5倍ほど高いです。
スターバックスで飲んだブラックコーヒーの中でも一番すごいと感じた一杯でした。
この数ヶ月毎朝のむコーヒーは急ぎながら味わう間も無く飲んでいたので、味を感じながら飲んだコーヒーはなかなか特別でした。
通常よりも少しばかり高いお値段にも納得しましたし、1週間に1、2回程度でここまで優雅な時間を過ごせるのであれば払う価値は全然ある!と思いました。
スマホをほとんど手放すことがない私が、ケータイを置きコーヒーを片手に読書をする・・・
自分で言うのもなんですが、なんと理想的な週末・・・
と、ただただ自己満を綴った投稿となってしまいましたが、目まぐるしい日々の中にも一息つく瞬間は必要だなと再確認した週末でした。
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【UNO】6月にした一時帰国はまるで人生の走馬灯
こんにちは、Uno To SanoのUnoの方。右脳派でアメリカ在住の純ジャパのSakie (@sakiebomb) です。
Podcastも調子に乗ってきて、正直ブログなんてもう読んでくれてる人はいないだろうと思ったら、「読んでます!」と言うコメントをちらほら聞いたので、こちらもたまに更新したいと思います。
6月に2週間ほど日本に一時帰国してたのですが、「一時帰国で色んなことを考えさせられたので、その思いを忘れる前に整理しようと、書き留めている帰りの飛行機の中です。」て言うのを書き溜めたままNoteに放置されていたので、今回はこちらをシェアします。
Konnichiwa from 1820 🏯 #japan #kimono #japanesegirl #kanazawa #japantrip
日本に帰るのは実に一年ぶり。実はビザの関係でアメリカ国内からでれなかったので、今回は待ちに待った帰国となりました。
みなさんは、故郷と呼べる場所がありますか?東京で生まれ育った私の多くの友達は、実家と現在住んでいる場所が両方とも都内のため、会いたい時にいつでも誰とも会える環境にいると思います。
私は海外に住んでいるので極端に帰省する回数は少ないですが、日本国内でも地方から東京に出てきている人で年に数回しか地元に帰らなかったりする人は、私と同じような気持ちになるのかなあと気になります。もちろんこれを読んでいる人の中には、海外に住んでいて私と全く同じ状況の人も居ると思いますが。
結論から言うと、いつでも会える環境に居ると頻繁に会わないということ。私みたいに年に1.2度の帰省となると、この2週間の間に会いたい人全員に会うぞ!となります。そしてその2週間が濃すぎて、目まぐるしい毎日を送ることとなるんですが、私の日本で過ごした人生のそれぞれのステージで重要な人たちと一日の上で何度も会うことになるので、心も体も目まぐるしい状況がノンストップで過ぎて行きました。
ある程度年齢を過ぎると、昔仲よかったのに今では疎遠になるということも多々あるかと思いますが、それでも私はこうやってみんなとの関係をキープできているのは、自分から帰国のたびに連絡しているからかなとも思うし、私自身がSNSで良くも悪くも露出しているから。やっぱ昔一緒に過ごした大切な仲間なので、今元気にしてるかも気になるし。
高校、大学、バイト先、トロント留学時の友達、インターンの先輩や仲間、ボストンで出会って帰国した友だち。。。などなどあげ始めたらきりが無いんですが、会いたいみんなには会いたいので、ランチとディナー以外にもブレクファストからティータイム、ハッピーアワーの時間までを駆使して分刻みのスケジュールでみんなに会えるだけ会いました。時には、職場の店頭まで駆けつける時も!笑
去年の9月に、結婚してから初めての帰国。みんな嬉しいくらい結婚をお祝いしてくれたり、中には「お祝いパーティーして」と図々しく言ったり、こう言うところだけアメリカナイズドされてるw
本当は日本でのんびりしたいところだけど、いざ「帰ってます」と報告すると会おうと言う声をかけていただいたので、結局セレブリティの来日並みのスケジュールをかましました。その間に金沢に家族旅行と大分の友達に会いに旅行も入れちゃったりして。
普段の生活では、ここまで色々な友達にいっぺんに会うことがないからこそ、2週間の間で会う友達とする思い出話ごとの感情移入が忙しく、まさに人生の走馬灯。それぞれの人生のステージで出会った友達の近況報告を聞くと、みんな成長したなあ頑張ってるなあと、アメリカに帰ってからのモチベーションが高まりました。
私こう見えても、アメリカでは結構物静かな方なんです。って言っても誰も信じてくれないかもしれないんだけど。昔よりはオープンになったし、自信もついたけど、やっぱり日本での態度デカさはアメリカでは到底できない。だからこそ、今回の日本でありのままの自分を見つめ直すきっかけにもなりました。
フライト当日にはなんと高校卒業10周年同窓会があって、1時間ちょっとしか参加できなかったけど、顔を出して10年ぶりの同級生や先生にも会うことができて心が満たされました。「アメリカから帰ってきてるSakieから一言」といきなり無茶振りをされたのもいい思い出。。
故郷と呼べる場所があるのは、いいことだと思いました。家族の近くに住んでいたらなあと思うこともありますが、どこに住んでいても、大切な人ときちんと連絡を取り合っているかと言うことが大切。
私の一時帰国に付き合ってくれた皆さん、ありがとうございました!
4ヶ月の前の話を今更投稿しましたが、Podcastでも私の一時帰国について話しているのでぜひ聞いてください。
【SANO】KIMONO騒動、一件落着
キムねーさんのKIMONO騒動も一件落着したみたいだ。
日本の皆さんの声が届いたのでしょう。
でもね、キムねーさんが名前をKIMONOから別のにすると公表してから、京都市からご丁寧にお手紙が送られたとの報道を見たのだが、、、違和感MAX!
そもそも手紙の出だしが、「KIMONO Intimates社 キム・カーダシアン・ウェスト様」
って、、、京都市がKimonoを使うなって言ってるのに、なぜここでKIMONOって出すの?
まー日本のメール・手紙では会社名を書くからかな?
本文にも「あなたの思慮深い御英断に心から敬意を表します。」とか、、、そんなにへりくだる必要あるか?
(これだから日本のへりくだり文化は、、、理解できない)
そもそもKIMONOとかいう名前をつけようとした彼女が悪いし、キムねーさんはブランド名を改名するというごく当たり前のことをしたのでは?
彼女がした頃は偉いことでもなんでもないと思う。
考え過ぎかもしれないが、これは京都市がインバウンドを呼び込む為の戦略として使ってるのでは?とも思ってしまう。
やはり、キムねーさんほどの有名人ともなれば、炎上という少しネガティブなキャンペーンでも、世界的にも話題にはなる。
オリンピックを一年後に控えた日本の地方各地はオリンピック目当てでくる外国人観光者を自分の町に呼び込もうと色々と必死だし、京都も同じなのでは。
KYOTOほど有名な都市はわざわざそんなことをしなくてもいいとは思うが、ある意味今回のKIMONO騒動は彼らにとっては美味しい話題作りだっただろう。
そもそも着物は京都のものでもなんでもないが、一番最初に食いついたのが京都市、、、本当かどうかはわからないが、結果京都にスポットライトが当たったのは否定できない。
キムねーさんは今後は違うブランド名で打ち出していくとのこと。
とはいえインスタグラムは @kimono で登録しているし、今後どうなるのか。
そもそも @kimono というアカウントを持っていたのが着物に関係ある人物じゃなかったのもびっくりしたし、キムねーさんが本当に数年前からこのブランド名に決めていてこのアカウント名を取得していたのか、お金で買ったのかも気になったり・・・
ひとまず一件落着してよかった、、、
【SANO】KIMONOはKIMnoMONO
2019年下半期こんにちは。
数日前からインスタグラムやニュースサイトでかなり炎上しているKIMONO。
KIMONOはアメリカのリアリティースターのKim Kardashianが手がける補正下着ブランドの名前・・・
って、、、ん?
KIMONO、、、キモノ、、、着物????
正直私も初めてみたときは「ハテナハテナハテナ??」だった。
キムねーさんがインスタグラムに新しいブランド立ち上げました〜とポストしていたのを目にしたのだが、着物とか言いながら女性の体を細く見せる下着を着ている女性の写真が使われている・・・
文章を読んでみて納得。
キムねーさんは自分のことが世界で一番大好き。
そもそも今まで彼女が世に出してきたモノにはいっつも彼女の名前が入ってる。
以前出してた自分の絵文字も「Kimoji」
数年前に作ったコスメブランドも「KKW Beauty」(キムねーさんの本名Kim Kardashian Westのイニシャル・・・)
そして、今回は補正下着のブランドKimono Solutionsって、、、
そりゃー自分の大好きな名前も入ってるけど、、、でももっと名前もじった方が良かったのでは?
その後ブランド名を変更するように何万もの署名があつまったり、京都市?京都府?かが手紙を書いたりと日本の昔からある文化が関係しているので、日本人がかなりヒートアップしている。
彼女が自分のブランドを発表したポストのコメントをチラッと見てみると、「とても悲しいです」とか、「ブランド名変えてください」とか、批判のコメントが多数(しかも日本語でポストされてる)。
その後、SNS上で #KimOhNo というハッシュタグも出てきて、多くの人が彼女のブランドを批判している。
そもそも日本にはあまりない言葉だけど、アメリカではよく「Cultural appropriation」という言葉がある。
日本語に訳すと「文化の盗用」らしいけど、簡単に言えば自分と関わりのない文化をバカにしたり、その文化で大切にしているものを粗末に扱ったりすること。
よくあるのはネイティブ・アメリカンのヘッドガーメント。羽がたくさんついていて頭に乗せる飾り物は、アメリカの若者がハロウィンでつけたり、あの有名下着会社のVictoria‘s Secretがファッションショーで使ったりして毎回バッシングを受けている。
今回のKIMONO騒動もculturally inappropriate。日本の文化の一つである着物の名前を使い、自分の補正下着ブランドを打ち出していこうという戦略。
そりゃーキムねーさんの名前も入ってるし、KIMONOって言えば知らない人はいないだろうし、このブランド名を思いついた時はネーミングセンスの神が降りてきたとでも思ったのだろう、、、
私は日本人として、とても残念に思う。
って普段から着物をきたり、着物に特に思い入れのない私が言うのも変なことかもしれないが、やっぱりそのまますでにある衣装、文化を自分のブランド名として使うのはどうかと思う。
そもそもブランドコンセプトも、売っているものも実際の着物とは何の関係のないもの。
だからこそ違和感マックスだ。
でも同時に思ってしまうのは、今回このキムねーさんの一件で色々な日本人が怒りをあらわにしていたが、短い丈の「着物」が出てきた時には何も言わないのだろう?
なぜ欧米のファッションサイトでkimonoと検索するとカーディガンのような羽織りものが出てくるのに何も言わないのだろう?と思ってしまう。
彼らにとってそんなに日本の「文化」である着物が大切なのであれば、キムねーさんの一件以外にも意見を発するところはたくさんあるはずだ。
着物を着たこともなく、普段は日本の文化に思い入れもない人たちがこぞって「着物は私の大切な文化」とか言うのも変だと思う。
今後キムねーさんがバッシングに嫌気がさしてブランド名を変更するのか、そのままKIMONOで走るのかは気になるので頭の隅にでも置いておこうと思う。
【SANO】マイノリティーという立場を経験したからこそTokyo Rainbow Prideで気がついたこと
GWが終わりもう随分たってしまいました。
正直今週はGW明け、初めての丸々5日間だったので、かなりきつかったです。
SANOはGW中もほぼ毎日大学に通っていたので、久しぶりに社会復帰したという感じはしなかったですが、GW中は好きな時間に行き、好きな時間に帰っていたので、朝から晩まで研究室にいなきゃいけないとなると少し精神的に疲れた気がします。
実はGWのはじめに東京で毎年4月末に開催されているTokyo Rainbow Pride(TRP2019)にいってきました。
TRPはLGBTの存在を社会に広めることを趣旨としているイベントです。東京のRainbow Prideは1994年から開催されており、近年は代々木公園で行われています。
実は去年もちらっと行ったのですが、今年はちゃんと計画を立てて行きました。
今年はバイセクシャルとカミングアウトしている大学の友人と行きました。ずーっとストレートと思っていたところ飲みの場でいきなり自分はバイセクシャルだとカミングアウトされました。
かなり衝撃的な告白でした。というのも、別に彼が女性を愛そうが、男性を愛そうが私には全く関係のないことなのですが、ふつうにサラッと告白してきたので本当にびっくりしました。
TRP当日はたくさんの人が押しかけており、すごく活気に満ちていました。
ぱっと見、明らかにLGBT+の方だなとわかる人から、わからない人までみんなものすごく楽しそうにしていたのが印象的でした。あの場ではLGBT+であることがマジョリティで「普通」だったので本当に皆さん自分をさらけ出して輝いていました。
正直日本で私の知り合いでLGBT+人はそんなにいないのでLGBT+の人口は少ないと思っていましたが、間違っていたことに気がつかされました。
バイセクシャルの友達と行ってよかったこと。それは、彼が色々と教えてくれることでした。
私自身LGBT+に関してはかなりオープンな方だと自負しています。
小中高と住んでいたタイはセクシュアリティにはとてもオープンな国で、性同一性障害の方々が海外からわざわざタイに行き性転換手術を受けるなど、医療と社会の理解の面でものすごく進んでいます。
あとは海外に長年住んでいたので、「自分は自分、他人は他人」精神で全くと言っていいほど他人が誰を愛そうと気にならないのですが、LGBT+のメンバーでないことから分からないことがたくさん・・・
例えば同性愛者だと思って気になる人を誘って、もし相手は同性愛者じゃなかったらどうするのか?とか、いつ自分が同性を好きだと気がついたのか?とか彼らにとっての常識は私にとって新たな学びにつながります。
かなり突っ込んだことでもものすごくオープンに話してくれる友達と行き、色々と学びましたしTRPをより楽しめました。
LGBT+は社会ではマイノリティと言われてます。
私自身もマイノリティという立場を経験しています。12年ほど。
TRPで祝うSexual Minorityではないですが、海外に長年住んでいたので、Ethnic Minorityとして生きてきました。
タイにいた時は、外国人とは言っても同じアジアンなので、自分がマイノリティだと実感したことはないです。
アメリカにいた時はまさにアジア人でマイノリティでした。
でもSexual MinorityとEthnic Minorityの大きな違いってなんでしょう?
それは、「隠せる」か「隠せない」かだと思います。
というのもEthnic Minorityは見るからに違う人種で肌の色も、身体の作りも目の色も違います。いくら私が髪の毛を金髪に染めて青のカラコンを入れて、美白にお金と時間をかけたところでアジア人という人種は隠せません。
でもSexual Orientationって隠そうと思えば隠せるんですよね。
実際に日本の多くのLGBT+の方々は日々自分のセクシャリティを隠して生活していると聞きます。
カミングアウトをすると、会社に居づらくなる。社会の目が痛い・・・さまざまな理由があると思います。
隠せるからいい?いや、隠せるからこそ、Ethnicityの違いよりも辛いんだと思います。
隠せないと、もうしょうがないと諦めがつきますが、隠せているといつまでも隠して偽りの自分で生きていく。一度嘘を着くと、それを隠すための嘘をつき続け気がつけば嘘にまみれてしまう。
そんな自分のsexualityをembraceできる環境がTRPなのではないでしょうか。
本当の自分をさらけ出して、自分が自分であることを、似たような境遇の人たちと祝う。
なんか本当に素晴らしいイベントだなとかんじました。
日本に帰ってきてから、何度かマイノリティーに戻りたいと思ったことがあります。
国籍も見た目も日本人なので、東京ではマジョリティですが、マジョリティはマジョリティなりのExpectationがあるので生きにくいなと思います。
もっとマイノリティであることをEmbraceできる国になればいいのになと思います。