純ジャパから見た海外・帰国子女から見た日本

正反対の二人が海外経験を通して得た出来事をお届け。

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海外に住んで視点が変わって見えてきた世界

Unoと夏と小麦肌

今年の夏、日本に一時帰国をして一番感じたことはというと「自分に自信がついた」ということ。

まあ、元から目立ちたがり屋だったから、自分に自信がなかったかというとそういうわけではなかったんだけどね(笑)

「自信」=「自分を信じる」 まさにこの通りだと私は思うの。

私の生き方、日本人からしたら型にはまってなさすぎて、「どこでなにしてんの?」って大抵聞かれるんだけど、今回の一時帰国のおかげでこのまま「自分を信じて」やるべきことをやっていていいんだと再度気付かされた。

今年の夏、ここまで長期でステイできたのは渡米以来の3年ぶり。アメリカでの最後の1年間デジタルマーケティングの仕事をしていて、その経験を活かせる+ずっと携わりたかったファッション業界+グローバルな環境で絶対に働いてやるという意気込みで帰国。今このタイミングでファッションの仕事にどうしても関わりたくて、どんなものか経験してみたかったの。帰国してから職探しをしたものの、運よく1週間で2つの会社からオファーがかかり文字通りとんとん拍子で働くことに。

肩書きはインターン。とはいっても、1年間の社会経験とアメリカで更に磨きがかかった自己主張力で(笑)Eメールマーケティングをほとんどやらせてもらっていたり、アプリ開発前のSNS発信等、マーケティングについて更に深く学べ経験ができる良い機会に。

アメリカでは強みではない私のへなちょこ英語力も日本では強みになり、アメリカで鍛えられたクリエイティブ力のおかげで様々なアイディアを出すことができ、自分の意見に自信がなくなかなか主張できなかったのも克服し、3年間のアメリカ生活で散々苦しめられた意味を見いだせてとてもほっとしたのが正直なところ。

この夏を通して感じたことは、自信って本当に大切。根拠のない自信ではなくて、経験から得る自信。そして自信がある人はとても魅力的で格好いい。

このたった2ヵ月半の間で、今後一生の付き合いになるだろう素敵な出会いもいくつかあった。Sanoのアミーもその一人。出会ったのは確か8月半ば、二人ともアメリカ帰国寸前で出会った瞬間から始まった弾丸トークが忘れられない。年齢、バックグラウンド、住む場所、一緒に過ごした期間、そんなのは全く関係なく、フィーリングやパッションが大切なんだと気づかされた。そんな出会いをさせてくれたLAPIECESに感謝。

現在はこの夏に働いていた2つの会社では働いていないけれども、この会社を通して出会えた会社でボストンからリモート勤務中。私のことを信じてくれて働かせてもらっている限り、私も結果を出さないとと燃えている真っ最中。学校もダンスととっても忙しいけれども、この夏に得た経験がこう次に繋がっていることを身をもって実感している。

私の大好きな夏ももう終わってしまい、週末が明けるたびにどんどん黒くなっていた私の肌も、だんだん明るくなってきた。

自信といえば、ボディも同じ。鍛え抜かれた体を一度持てば自信につながり、lazyで運動をしていないと自信がなくなり罪悪感を感じる。

夏も、日本も、私の小麦肌も恋しい。

それでも私はアメリカというフィールドで経験を積む、自分に磨きをかけたいから。