純ジャパから見た海外・帰国子女から見た日本

正反対の二人が海外経験を通して得た出来事をお届け。

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海外に住んで視点が変わって見えてきた世界

結婚式

先週末、アメリカで初めて結婚式に参加してきた。なんとハロウィンウェディング。私が参加したのは、私の彼がGroomsmenだったのでセレモニー前日のリハーサルディナーから。

よく海外の結婚式を見ると、新郎新婦の横に同じ色のドレスやスーツをきた人たちがいるでしょ?あれがBridesmaidsとgroomsmen。

私はまだ日本でも結婚式は3次会からしか出たことがないので、こうやって一通りの流れに出席するのは人生初めて、しかも新郎新婦どちらもよく一緒にビーチに行ったり飲みに行ったりするのでとっても楽しみにしていたの!

アメリカはご存知の通り、人種のるつぼ。同じ人種でも家庭によって宗教と文化が違うのでアメリカ人の中でも、どんな結婚式かは行くまで、ある程度しか想像できないらしい。

私はアメリカの結婚式当日に向かって色々なイベントがあって盛り上がっていくのがとてもいいと思った。ここからのストーリーはあくまでも"今回"の結婚式のお話。

私の彼は、式の2.3週間前に一週間ほどBachelor partyにテキサスに行っていた。というのも、新郎さんはgroomsmen=男だけ、新婦さんはbridesmaids=女だけで結婚前最後のシングルライフを楽しむパーティー。新婦さんはフロリダに行っていたみたいでビーチの写真があがっていた。

テキサスでのパーティーの様子は私も詳しく聞いていないけど、ボストンのアメフトチームPatriotsのゲームがあったのでスタジアムに行ってかなり楽しんでいた様子。ここで最後の、男同士/女同士の思い出を作るの。学生の頃から知ってる友人とは、昔の話なんかしたりしてかなり楽しそうだった〜。

その次のイベントは、結婚式2日前。また新郎さんはGroomsmenと、新婦さんはbridesmaidsでディナー。式直前ということでとてもフォーマルな場所でそれぞれお食事。きっと、いよいよだね〜〜なんて言いながらしんみりするんじゃないかな。

結婚式前日。主要人物たちは結婚式のリハーサル。そのあとにリハーサルディナーと言って、親族、bridesmaidsとgroomsmenとその人たちのパートナーが集まってお食事。きっと日本の結婚式でいう2次会。ここで新郎新婦が少しスピーチをして、それぞれのbridesmaidsとgroomsmen一人ひとりとの出会いなんかを話して、それぞれの人にプレゼントを。彼はここで当日につけるgroosmenお揃いのネクタイやハンカチを貰っていた。親族や親友に感謝の言葉を言うので、私も思わず貰い泣き。私自身の家族のことだったり、親友のことを考えさせられた瞬間。

次の日は式当日なので、リハーサルディナーはみんな早めに解散。中には飲みに行った人もいるみたいだけどね。

式当日。groomsmen & bridesmaidsは朝早く集合して準備。他の人たちはそのまま教会に集合。式の始まりは、groomsmenが親族と一緒にでてきた後に、Bridesmaidsが一人一人出てきて、その後に扉が開いて花嫁さんがお父さんとバージンロードを歩くシーンはやっぱりとても感動。花嫁さんがパーソナルトレーナーということもあり、鍛えられたグラマラスな体だったのでマーメイドドレスが本当に似合っていた。

ゴリゴリのカトリックかと思いきや、結構カジュアルで早く終わったのでみんな口をそろえて「長いやつじゃなくてよかった〜」なんて言っていた。そのあとは新郎新婦、親族、groosmen & bridesmaidsで記念写真を撮り、そのあとにウェディングパーティー。

ウェディングパーティーで驚いたのは、DJがいて、新郎新婦が出てきたらまず二人でパートナーダンス(社交ダンス)を踊るの。そのあとに、新婦がお父さんと踊り、そのあとは新郎とお母さん。新郎のお母さんが、新婦のお母さんを誘って三人で踊っていたのには感動したなあ。私が自分のお父さんとパートナーダンスをするなんて想像がつかないので、やっぱりここはアメリカだなあと思った。

このあとは、ひたすらDJタイム。みんな昔話をしたりするんだけど、だいたい真ん中のダンスホールで踊る。ハイヒールで踊って足が疲れたからといって、最後の方はほぼ女性陣全員裸足で踊る。見た目とかじゃなくって、みんなその瞬間を楽しんでるのが伝わる。絶対日本じゃありえないよね〜好きだな、こういうの。

みんなだいたい夜の12時くらいまで踊ってるのに、次の日に行きたい人だけ集合してSunday Brunchをしていた。私は、さすがに日曜の昼間から飲んだら勉強できなくなるので、スキップし勉強していたんだけどね。。

アメリカが人種のるつぼで文化は人それぞれとはいえども、やっぱり私はアメリカの文化が好き。人それぞれだからこそ、周りのことを気にしないで自分は自分でいられる。そして、どんなセレモニーにも必ずパートナーを連れていくの。日本って自分の彼が結婚式に行くのに着いていくってありえないじゃない。彼の友達だから。でもアメリカ人は恋人ができたら、自分の友達に会わせるし相手の友達にも会わせる。常にオープンマインド。

それと、今回のウェディングを通して、私はまだまだ自分のやりたいことをやってから落ち着きたいなあと再認識したのは言うまでもない。これから大学を卒業し、バリバリ働いてキャリアを積んでから落ち着きたいと。

アメリカの結婚式を体験できたいい機会だし、自分の将来も改めて考えさせられた週末。充実。