純ジャパから見た海外・帰国子女から見た日本

正反対の二人が海外経験を通して得た出来事をお届け。

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【SANO】ファッションと時間と決断

今朝は誰かが室温設定し間違えたのか起きたときの室温が13℃だった・・・

私は基本的に薄着で寝るのでぶるぶる震えながら朝を迎えた。本当に寒すぎていつもはシャワーで済ますんだけど今朝はバスタブにお湯をはってお風呂で温まることに。月曜日からこんなむなしいなんて・・・。いや!でも今日はbad luckだったけど、明日からはきっといい日になるに違いない!

Sakieの住むボストンは毎日いい天気みたいだけど、私が住むグリーンビルという町は先週から毎日雨。雨だと憂鬱になるときもあるんだけど、基本的に雨は嫌いじゃない。もちろん一番好きなのはしとしと降る雨をココア片手に窓越しに見ていること。でも残念ながら雨が降っても学校に行かなくてはいけない。

だからちょっとでも気分を高めるために私の雨の日のユニフォームはオレンジのレインジャケットに長靴。なので、先週からほとんど毎日この格好で過ごしている。もちろんファッションというよりは自分の身を雨から守るための服装。

もともとファッションには疎く「裸で歩き回らないだけまし」というスタンスの私。これはもうちょっと周りを見習わなければ・・・なんて思ったりもするんだけど実際に実行するところまでいかない。

だからがんばってもスキニージーンズにシャツかTシャツ。寒くなればこの上にジャケットを羽織るだけ。

この頃よく「毎日同じ服を着る人」という記事をネットで見かける。あのスティーブ・ジョブスも毎回プレゼンでは黒のタートルネック+ジーンズ+ニューバランスのスニーカーを身に着けていた。アメリカで話題のエリザベス・ホームズ(テラノスという医療系会社を若くして立ち上げて、最年少でビリオネアになった女性)も基本黒のタートルネック+黒のブレザー+黒のパンツ姿だ。

毎日同じ服を着ることでその日に決断しなくてはいけないこと減らしているみたい。

私はこの考えに大賛成。もちろんファッションは人柄や気分を表現するものかもしれない。でも実際にファッションに得意な人と不得意な人がいるのは確か。ファッショナブルな人はほとんど時間もかけずにインスピレーションでぱっと服を選べるのだろうが、私みたいな不得意な人はあれでもない、これでもない、この色とこの柄はあるのか?と悩んでしまう。そう!この時間がもったいない。

まー時間がもったいないと思ってしまっている時点であんまり先はないのかとも思うけど、私はできるだけこの決断を避けたい。だから私のワードローブの中は黒、グレー、白、ネイビーがほとんど。この色だったらどの組み合わせでも失敗しないと思っている。そしてあまり服を持っていない。これには理由が3つ。

1.服に興味がないから。興味ゼロと言ったら嘘になるけどわざわざ買い物に行って試着して決めるほど好きではない。

2.たくさん選択肢があると悩むから

3.移動が多いので身軽でいたい。私は私物をスーツケース2つに収められるぐらい身軽でいたい派。

中学、高校時代から親にはもうちょっと身だしなみに気をつけなさいと何度もいわれてきた。22歳になった今でも年相応のきちんとした格好をしているとは言いがたいが、TPOをもう少し考えるようになった。なのでジャージ姿は減ったかもしれない。でも似たような格好を毎日しているのは確か。2年前の夏大阪大学で研究をしている時に同じ研究室の先輩に「Amiは毎日同じ服装だよね」と言われたことがある。

イヤイヤイヤ!毎日同じではない。スタイルが決まっていて似ているが二日続けて同じ格好するのはあくまでも試験期間中だけだ。と若干私のプライドが黙ってはいなかった事もある。

でもやっぱり高校の制服時代が恋しい。毎朝起きれば決まった服を着る。周りと同じというところは気に入らなかったが選ばなくてよかったのは楽だった。ということで私も自分の「ユニフォーム」を決めようかと考え中。