純ジャパから見た海外・帰国子女から見た日本

正反対の二人が海外経験を通して得た出来事をお届け。

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【UNO】アメリカの家族

今夜はアメリカの私の家族と一足早いクリスマスパーティー。年々増えていく家族、今回はなんと7人にまで増えた。アメリカの家族とはというと、ルームメイトたちだ。

私はラッキーなことに、ボストンに引っ越してきて最初のクレイジーな2週間の家探しを終えてからは、同じ家にずっと住んでいる。今年の9月で3年経った。

怒涛の2週間の家探しシリーズ Part1 Part2 Part3

7人のメンバーはというと、

1人目は、私よりも前から住んでいて、日本にも2年前私と一緒に来たインド系アメリカ人の元ルームメイト: Kaivan。結婚をしたので11月末出て行った。

2人目は、その彼の奥さん: Kim。申請前の準備期間を入れると2年以上はかかったビザがやっと降りて、(そのときの話はこちら)インドから2週間前に引っ越してきたので今回初めて会うことができた。ほぼスカイプデートだった2人、本当に奥さんは実在するのかなんて冗談を言いっていたが、今回やっと会うことができたのだ。2人の本当に嬉しそうな顔を今回見られて私も心の底から嬉しかった。

3人目は、現在も住んでいるロシア人のルームメイト: Elena。なんと、インド人の奥さんとこのルームメイトはモスクワで同じメディカルスクールに6年間同じ時期に通っていたの。二人ともお医者さんで、アメリカでのドクターライセンスを取るために勉強をしていて、その話に花が咲いていた。

4人目は、ロシア人のルームメイトのお兄ちゃん: Pavel。彼は最近博士号を5、6年かけて卒業した。Microsoftからスタンフォード大学で研究のプレゼンに呼ばれたりとすごい人。なのに、とってもフットワークが軽くてぶっ飛んでいて、世界中どこでもバックパッカーの旅にでる。

5人目は、新しいルームメイト: ラシュア。彼女はエジプト出身で今年の1月にアメリカに大学院のために留学にきている。新しいルームメイトがどんな人かとても不安だったが、彼女はとてもフレンドリーで明るくって一安心。

あとは私と彼。

今までは何かと5人で集まってパーティーをしてきたが、今回は新たな二人が加わり随分賑やかなパーティーとなった。パーティーといっても、料理とお酒。近況アップデートをしたり、Pavelがギターを弾いてエレナが歌ったりと。

私とエレナがいつも料理を振る舞う。私は今回、豚の生姜焼き、マッシュルームのリゾット、ブラッソースプラウ(小さいキャベツみたいなやつ)とベーコンとナッツのオーブン焼き。ルームメイトは、ロシアのサラダ(よくデリとかでありそうなやつ)、サラダをもう一品と、ピーチパイ。ピーチパイはいつも大人気で本当に美味しい。

生姜焼きは、私が何を作ろうか悩んでいると、彼がポークジンジャーは絶対作って!というので決めたり、インド系アメリカ人と私の彼がブラッソースプラウが好きなのでそれにしたり。国際色豊かながら、みんなの好きなものメニューが出来上がる。

この中で私の彼だけが生粋のアメリカ人。1ヶ国語しか話せないなんて冗談を言ったりしていた。母国語はボストニアンでしょ?なんて。笑

キムは、アメリカに来たのが2週間前とは思えないくらい英語がペラペラ。もちろんインド人訛りはあるものの、もしかしたら私の英語よりも美味いんじゃないかというほど。というのも、インドは様々な民族が様々な言語を話すので英語が公用語。

カイバンはアメリカに前にドバイに住んでいた。ドバイも移民の国らしく、公用語は英語らしい。新しいルームメイトはエジプト出身、ロシアも近くということでみんなが中東の話についてしているのを聞いていた。日本に住んでいると中東はとても遠い国でリアルな話を聞くことがないので、なんだか歴史を勉強しているのを気分だった。

カイバンの奥さんのキムは、やっぱりお医者ということだけあり、とても教育されてるのが会話の内容や対応からわかり、みんなからかなりの好印象。二人ともお似合いだった。

私がこのメンバーとは過ごすタイムは大好き。みんなcraigslistのルームメイト募集で集まった不思議なメンバー。みんなとても経験が豊富でアメリカという国に揉まれ、それでも自分の意思で生き抜いている人たち。学校の友達やダンスの友達からは出会うことのない人たち。

また年明けに、ゆっくりとパーティーをするのが楽しみ。

私はこれから彼の実家でクリスマスパーティー。みなさんも素敵なクリスマスを!