純ジャパから見た海外・帰国子女から見た日本

正反対の二人が海外経験を通して得た出来事をお届け。

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海外に住んで視点が変わって見えてきた世界

【SANO】朝型人間になりました

もともと夜型な私。朝は苦手。というよりも暖かくてぬくぬくした布団から出るのが苦手だった私。

どうしても大学生だと課題や、友達との付き合いで夜寝るのが遅くなってしまう。アメリカの大学にいる時は夜ベッドに入るのが2時頃。遅い時は3時になってしまう。そして8時頃に起床。ゆっくり準備をする時間もないのでバタバタとシャワーを浴び朝ごはんを用意して家を飛び出る。こんな毎日も悪くはなかった。若干寝不足ではあったが、好きな勉強に思う存分のめり込む環境があったのには間違いない。

だが、エジンバラに来てから生活のリズムがガラリと変わった。インターンシップをしているので朝早く起きなければ行けない。通勤時間も頭に入れて考えた結果起床は5時から5時半のあいだ。

アメリカにいる時は校内にあるアパートから学校の敷地内を15分ほど歩いて通学。終わればまた歩いて帰る生活。すべてが校内で完結していた。会うのは95%が大学生。だから一日二日髪の毛を洗わなかったり、二日続けて同じ洋服を来ても気にならなかった。

でもエジンバラでは街中を歩いたり、バスで通勤、通学する。他にも出勤、通学する人も周りに多くいるのでスエットでは歩き回れない。だから本来だったら30分で通学の準備ができるものの、ここではもう少し時間がかかる。

いろいろと起きる時間を試していたら自然と朝型人間になり始めた気がする。インターンシップが無い日も7時には起きてシャワーを浴び始めている。授業は11時からなのでこんなに早く起きる必要は無いのだがなんか早く起きてテキパキと朝の時間を上手く使うのが快感になった。気が向いたら瞑想したり、長めにシャワーを浴びたり。でも朝ごはんは必ず食べて学校に向かう。

エジンバラの日の出は8時台。7時はまだ暗い。だから身体はシャキッと起きないが、なるべく目覚ましをスヌーズさせず一発で起きる。シャワーで目を覚ましご飯を食べ終えたらやっと日が昇るぐらい。日の出が遅いせいでもあるが、早起きすることで毎朝太陽が登るところがみれる。たまには雨rが降ってグレーな朝もあるが、大半が晴れた朝。窓を開ければ0度近く冷たい風がカラダにささるがそれもまた目をさましてくれる。

毎朝早く起きるから夜は早めに眠くなる。10時頃にはベッドに入って寝る準備をする。でも今年の目標でもある読書は毎晩欠かせない。暖かいハーブティーを飲みながら本を読む。今はあのマララの本を熟読中。

キュレーションサイトや、情報サイトで「偉人達は朝早く起きる」という記事をよく目にしていた。あのスティーブ・ジョブズもビル・ゲイツもアインシュタインもイーロン・マスクもみんな朝早起き派だそうだ。

私も朝早起きを始めてなんで彼らが早起きしていたのか分かってきた気がする。早起きをするとなんか一日得した気分になる。多分起きている時間は遅起きの人と変わらないのかもしれない。でも日が出ている時こそやる気が出る。だから日の出前に起きる早起きの人は遅起きの人よりも多くの時間太陽と向かっていることになる。太陽がどう関係しているか化学的根拠は無いが、多分何らかの影響はあるんだろうと思う。