【UNO】趣味も本気で。 - 純ジャパから見た海外・帰国子女から見た日本

２週間前の土曜日に、私の所属するダンスチームがオーガナイズをした初めてのダンスイベントがあったの。私は幹部の一員として、このイベント運営をしていたので４月からとっても忙しい２か月間を送ったのは言うまでもないんだけれども。

幹部は６人。

ディレクターとアーティスティックディレクターの２人は、もちろん振り付けを考えるの＆全体の仕事を把握する人。

ボストンで長くダンスをしていて、ショーだけではなくバトルなどもでる子は、ゲストパフォーマーピックアップと、パフォーマーとの密な連絡係。

実際の仕事でもマーケティングのイベント担当をしている友達は、会場との連絡を取ったりボランティアでショーを運営する人たちの指導をしたりする係。その他にファウンドクラウドを使った寄付プロジェクト担当。

印刷系の大手の会社のマーケティング部で働いている友達は、物販や当日のプログラム、ポスターのデザイン＆印刷係。と会計も担当。

私はSNSマーケティング担当したり、グラフィックデザインとちょっとした撮影担当。

[wpvideo EoWFSFwt] (この中にあるカウントダウン写真を作って毎日アップしたり、他にも作ったり。。）

この幹部の仕事、思う以上にやることがいっぱいで無給インターンシップで本当にマーケティングの仕事をしてるのかと思ったくらい。笑　というのも、ディレクター自体がマーケティングの仕事をしていて、しかもかなり上の立場の人なの。

アーティスティックディレクターの人が理系の仕事（実験とか）してるんだけれども、かなり頭のキレる人でマーケターなんじゃないの？ってみんなに言われるくらい。笑

この２か月間を通して、かなりいい経験になりました。

他のボストンであるダンスのイベントは、だいたい大学のチームが主催するので私立大学ががっつりスポンサーとしてお金を出してくれるので、ダンス業界ではひっぱりだこのビデオグラファーが来たり、LAからゲストがくるのはもちろん、今年はスウェーデンからQuick Crew（菅原小春ちゃんの彼が率いるチーム）が来たりと年々パワーアップしていた。

私のダンスチームは、みんな社会人でもちろんスポンサーなんてない、でも資金が必要ということで、ファウンドクラウィングをしました。4000ドル（約40万）を集めるために、プロモーションビデオを作ったり、ただの寄付ではなくて「前売りペアチケット」「ショーのアパレル」「SNSシャウトアウト」「サマートレーニング参加」などとみんなが興味のあるPERKを沢山用意をしたの。チーム全体＆OBとOGさんの力などを借りて、そしてボストンダンスコミュニティが一体となって、なんと２週間でゴールに到達することができ、なんと合計5000ドル獲得。

こんなに早くも資金到達ができたのは、今までボストンには私たちが企画をしたようなダンスイベントがなかったから。

TOKYOのダンスシーンは世界でもトップに入るくらいいろんなジャンルのダンスをみんなが踊れて触れ合えるCITY。

でもボストンはまだまだ小さくて、成長している最中で、この１年の間で友達が本当にコミュニティを強くしようと色々なダンスクラスの情報を一つにまとめたウェブサイトを作ったり、LAとかNYからダンサーをよんでツアーをしたり。ジャスティンビーバーのツアー中でボストンに来たダンサーにワークショップをしてもらったり。去年の今頃じゃ考えられなかったことがどんどん起きていて、なんでも行動をすればできるんだなあというのを体感。

そんな中、私のダンスチームの主催をしたダンスイベントは、ボストンはヒップホップダンサーが多い中、あまり注目の集まることのないコンテンポラリーそしてアニメーションみたいなフリースタイルまで含めた色々なジャンルのパフォーマーをゲストに呼んで、今までスポットライトの当たらなかったダンサーを応援したり、ダンサー以外の人も楽しめるイベントにしたかったの。

結果は大成功！

運営もしながら４セットの練習をすることは簡単ではなかったけれども、時間を費やした分だけショーを終えた時の達成感が人一倍違う。年に何度もこのイベントをすることは正直まだ現実的ではないけれども、私たちがしたことによって他の誰かも「何かしてみよう」と思うきっかけになればいいと思う。