純ジャパから見た海外・帰国子女から見た日本

正反対の二人が海外経験を通して得た出来事をお届け。

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海外に住んで視点が変わって見えてきた世界

【SANO】新生活の始まり

やっと大学院も決まり、最低でもこれから2年ちょっとの予定がみえたところで、一人暮らしを開始した。

日本に本帰国してから早1年。大学院は東京で進学するかも決まっていなかったので、祖母の家に居候させてもらい1年間過ごした。

日本では初めての一人暮らしでわからないことがたくさん。

今回はびっくりした事5つについてちょっと書いてみようと思う。

 

  • 契約者本人より、保証人の方が大切

契約しているのは、私本人なのだが保証人がどれだけ信用のある人(=安定したある程度の収入がある)なのかをすごく聞かれた。私自身が提出した書類は住民票と他自分で用意できるものだったが、保証人には役所で貰ってこなければいけないものをいくつか提出してもらわなければいけなかった。アメリカにいたときも、エジンバラにいたときも自分で住居は手配していないので、外国での借り方はあまり良くわからないが、契約者本人よりも保証人かい!と少しびっくりした。

 

  • 家のリビングスペースに電気がついてない!

荷物を運び入れたのが、朝方でとってもいい天気だったので全く電気を使わず、すっかり電気のことは考えていなかった。午後IKEAや、ニトリに買い物に行き夜21時頃新居に帰ってきて電気をつけたところ、、、何もつかない。キッチンエリアや、洗面所の電気は問題なくついてるのに、なんで、、、と思ったらなんと、リビングスペースには証明がついていなかった。全ての家に通じることではないみたいだが、なんでリビングの電気はないの!?とビックリ。と同時に電気がない大変さを一晩体験した。自分が好きな照明を取り付けられるという点では良いかもしれないが、それ意外に理由はないような、、、と思いながら翌朝照明を購入しに行った。

 

  • 近所への挨拶

私が引っ越したところは新築で、まだほぼ入居者が入っていないマンションなので、挨拶する人すらいないのだが引っ越し関連のサイトをみているとお菓子を持ってご近所挨拶に行くのが当たり前と書いてある。何か合った時に助けてもらうという意味でも近所付き合いは大切にした方が良いとは思うが、何かお菓子やらフルーツやら持っていかなければ行けないのはなぜ、、、?と疑問に思った。

 

  • 自分で連絡してガスを空けてもらう

引っ越し当日、台所のガスをひねってみると、、、つかない。なぜ??と思い色々と検索してみると、なんとガスは自分で手配してガス会社の人に来てもらい元栓を空けてもらわないといけないらしい。そんなこと知らなかった、、、と、言うことでリビングの電気と同様、初日は料理も作れず、お湯が出ないのでお風呂にも入れず終わった。翌朝空けに来てもらい、無事ガスは使えるようになった。マンションは、各部屋空けてもらわなくても良いのかと思いきや、各自で手配しなければいけないらしい。これもまた新たな学び。

 

  • 住民票の移動

引っ越すに辺り、住民票の移動をしなければいけないらしい。これまた日本らしい(海外ではこのような制度があるのかはよく知らないが、、、)。私の場合住んでいる区も変わったので、転出届を元々いた区に出し、転入届を新しく引っ越してきた区に出さなければいけないとか。

日本に本帰国したときも住民票のことはさっぱり分からずだったので、何もせず1ヶ月が過ぎた辺りに親にちらっと住民票のことを聞かれ役所に行ってみるとなんと帰国後2週間以内に手続きをしなければいけないらしい。元々日本を出た時(12歳)は親が全てやっていたので、住民票が何かも分からずノコノコと日本に帰国した私。知りませんでしたと説明すると、優しく「次からは気をつけてくださいね」と言われたが、今回も引っ越し前後2週間以内に転出届/転入届の提出をしなければいけないみたいだ。しかも区役所のサイトをみてみると、届け出を忘れた場合は5万円の支払いをしなければいけないとか、、、

 

 

日本での生活は1年が立つがやはりまだ右も左も分からない自分がいることに気がついた。

つくづく大人になるって大変、、、と気が付かされた今回の引っ越し騒動。

とりあえず、明日からは仕事が始まるので、引越し作業は一旦ストップ。本当は週末に全て終わらせたかったが、まだ足りない家具なんかもかなりあるので、それはアマゾン様に全てを託そうと思う。