純ジャパから見た海外・帰国子女から見た日本

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Crazy Rich Asiansをアメリカ人旦那に観せてみた

Hello! Uno To SanoのUnoの方。右脳派でアメリカ在住の純ジャパのSakieです。

 

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タイトルにも書いた通り、映画Crazy Rich Asians (邦画タイトルはクレイジーリッチ)をアイリッシュアメリカンの旦那のJさんに観せてみました。私は、映画館で観て号泣してその時から観て欲しいとJさんに言っていたけど、全く興味がないと言われた。やっぱりアジア人以外の人にはみたいという意欲をそんなにそそがないのか。。

 

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Uno To Sano | Crazy Rich Asians|#ThoughtSpark

 

やっと、Streamingできるようになったら家で見ると約束していたのでその日を待っていました。

 

 

 

Crazy Rich Asiansってどんな映画なの? 

出演者が全員アジア人のハリウッド映画。NYCに住む、どこにもいそうなAsian couple。ボーイフレンドの大親友が母国シンガポールで結婚式を上げるため、ガールフレンドを連れていきたいと言うところから始まります。

 


CRAZY RICH ASIANS - Official Trailer

 

ネタバレをするためのブログではないので、映画自体はご自身で観ていただきたいです。トレーラーを貼っておきました。

 

去年Black Pantherの映画が出演者が黒人のみのハリウッド映画でかなり盛り上がっていました。Crazy Rich AsiansはジョークでYellow Pantherと言われるくらいの盛り上がりでした。なんとハリウッド映画でアジア人のみの出演者なのは、25年ぶり。アジア人はいつも脇役だもんね。

 

純ジャパがアメリカで生きる上で共感したこと

アメリカに来て7年経った今、アメリカナイズドされたなと思うし、実際に日本の家族に言われて悩んだ部分があります。

 

家族よりも自分。

 

この映画の中でも、自分のやりたいことよりも家族を優先したと言っていたボーイフレンドの母。日本の文化も、自分と言うよりは家族優先ですよね。もちろん私たちのジェネレーションは変わってきたけれども、アメリカのように各々の幸せを追求しているわけではない。周りの目を見て、家族に恥じるような行為はしてはいけないとか、伝統を守とか。姑が息子の嫁に厳しいのに、投げ出さないで従っているのも、家族と言う和と伝統を守らなければいけないから。

 

アメリカ人は幸せの追求達人

 

アメリカではよく”As long as you are happy"と言う言葉を聞きますが、「あなたが幸せなら私もハッピーよ。」と言うこと。

 

友達がとんでもない彼氏を連れて来ても、友達が幸せそうにしているなら、そこに口出しする筋合いはない。だって彼女の人生は彼女が決めたことだから。もちろん、そのとんでもない彼氏と将来を真剣に考えているときに、「正直どうなのよ」って思って聞く場合もありますが、彼女自身ちゃんと考えているならそれ以上口出しする必要なし。

 

家族間でも、例えば親の考えを子供に押し付けたりしない。というのは言いすぎてますが、人種によって子育ての仕方も違うんだけど、白人の親は小さい子供の意見も尊重する。それに比べてアジア人のステレオタイプは、子どもが小さい時から医者になりなさい、勉強しなさいと言われる。日本でもよくある光景ですね。

 

私はアメリカ人がいかにストレスフリーで自分がハッピーでいられるかということに、上手くフォーカスしていると思います。

 

映画の中で言われていた「バナナ」とは

Chinese Americanのレイチェルに対して、お母さんがBananaと言っていますが。バナナとは見た目は中国人だけど(黄色人種)中身はアメリカじん(白人)ということ。ちょっとした差別みたいな用語だけど、私は聞いたことある言葉。

 

SanoのAmiも話してたけど、自分のルーツと違う国で育った人たちはその人たちのアイデンティティーの悩みがあって、TCK(Third Country Kids)と言う言葉があるほど。だからBananaなんて気安くいうべきでは無いし、TCKの環境で育った人たちもいるんだってことを頭の片隅に置いておくべき。

 

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 アメリカ人旦那が見た反応は?

「で、どんな反応だったの?」ということですが、Jさんめちゃ楽しんでました!!!まずシンガポールという国自体よく知らなかったので、ストリートフード辺りの雰囲気とか、有名なインフィニティプールとかを見てシンガポール行きたい!って言ってくれた。(アジアをバックパックしたいってずっと言ってるんだけど興味持ってくれな買ったところから、少し前進!)

 

あんなクレイジーなパーティーできるの?と聞いてきたけどできないからw

 

Crazy Rich Asiansでの嫁姑の関係は、日本でもよくあることなんだよって言ったら「それってもう古い話じゃなくてまだあるの?」と驚いていた。私は体験したことないけど、まだある話ですよね?

 

「どの国でもあれだけ金持ちの家族だったら、子供の結婚相手に関しては厳しいのは一緒だよ。」と言っていたのは、結構良いポイントだなと思った。

 

日本人として共感する内容も沢山あった。例えば、アジア人は嫁に入ったら「自分よりも家族」ということや、おばあちゃんの餃子の味を受け継ぐ伝統とかね。特に考えていないアジアの文化に付いて、再確認できた映画だったかと。

 

まとめ

私がアメリカ人旦那に見て欲しかった理由は、アジアの独特な文化を理解してもらえると思ったから。それにアメリカ人は自分の夢に向かって努力をする。女性男性というジェンダーは関係なく平等。というのに対して、アジアではまだ女性と男性の差があったり、女性は家庭に入って専業主婦になるなどオールドスクールなのが主流なんだよということを、知って欲しかったからです。

 

私の旦那だけでなく、他の人種の人もこのCrazy Rich Asiansを見たということで、アジアの文化もっと身近に思ってくれたらなと思います。

 

Crazy Rich Asiansもしまだ見ていない人がいたら、是非見て見てください。何か感想等あったらメッセージしてくれると喜びます!

 

 
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