純ジャパから見た海外・帰国子女から見た日本

正反対の二人が海外経験を通して得た出来事をお届け。

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【SANO】別れの春?出会いの春?

ふと空を見上げると青い空が見える今日このごろ。一ヶ月前まではほとんど毎日グレーで雨がしとしとと降っていたのに。

土曜日から春休み/イースター休みに入り2週間学校が休み。

日曜日は家から歩いて20分ぐらいのところで朝ファーマーズマーケットがやっているということで散歩がてらトコトコと行ってみた。屋台があったり、チーズや野菜を売っていたりなんか朝から忙しそうにしている人をみるとこっちも気が引き締まった。


今日は「春」について書こうと思う。

春は「新しい」、「始め」、「出会い」という言葉がピッタリの季節だと私は思う。

でもいろいろと人に聞いてみると春=別れのシーズンという印象の方が多い人がいることに気がついた。

私は幼い頃から別れが苦手だ。九州にある祖父母の家に遊びに行き、帰る時は空港で大泣き。今でも人とお別れとなるとウルウルしてしまう。高校を卒業した時だってもうみんなとちょくちょく会えなくなると思ったら涙が出てしまった。

春は卒業式シーズンということで別れのシーズンというのもわからなくはない。

でも春になるとそれまで眠っていた花や植物が新芽を出し花を咲かす。それぞれの命の始まり。

新卒は新しい職場で新しい上司と仕事を始める。最初だから辛いことの方が多いかもしれないけど、それまでの学生生活とは180度変わって新しい生活の始まり。

学生は進学し、新しい担任、友達、先生と出会う。

元日が日にち的には一年の始まりだけれど、どこか「始まり」と聞いてしっくり来るのが春という季節。

 

今私が住むエジンバラにもとうとう春がやってきた。昨日朝のんびり散歩をしてパッと上を見上げると桜の花が咲いていた。

まだ気温は10度前後なので、まさかとは思ったが正真正銘の桜の花だった。

そこらにある小さな公園ではクロッカスの花が沢山咲いている。

冬はほとんどが毎日暗くどんよりしていたエジンバラ。やる気を出そうと思っても天気や周りに影響されてあまりシャキッとした生活を送れなかった。

毎朝5時半〜6時に起きて7時には家を出てインターンシップに通っていたので、どこかで自分頑張ってる。と思い込んでいたが、今振り返ってみるとすごく甘かった。

本当はもっとバリバリ、テキパキやることをやって有意義に過ごしたかったのだが、なかなかモチベーションが上がらなかった。

エジンバラにも春がやってきたということで私も心を入れ替えて頑張ろうではないか。

そうそう明日からロンドンに旅に出る予定。ロンドンは3年半振りに訪れる。友達と一緒にロンドンは観光し、その後は一人でオックスフォードとケンブリッジに行く予定。ケンブリッジには高校時代の先輩がいるので彼女を訪ねに行く。

このロンドン旅で自分をリセットし、残りのスコットランド生活、大学生活は有意義に過ごす!

次の更新はロンドンからかな?