純ジャパから見た海外・帰国子女から見た日本

正反対の二人が海外経験を通して得た出来事をお届け。

New Podcast
海外に住んで視点が変わって見えてきた世界

【SANO】アメリカスポーツ界のリアルヒーロー

相方UNOの投稿で、今年はブログにも注力すると言った矢先、期日を守らず2日遅れで投稿するという、一発目からの失態を許してください(焦)

 

2020年入りすでにたくさんのニュースがありますよね。

オーストラリアの山火事や、コロナウイルス、イギリスEU離脱など世界中が注目するニュースがたくさんあります。

 

 

様々なニュースが飛び交う中最近一番びっくりしたのがアメリカのNBAのスター選手であったコービーブライアントの死でした。

 

 

元々NBAが好きだったわけでもないのですが、やはりアメリカの芸能ニュースやスポーツニュースを見ると必ず出てくるのが有名NBA選手たち。

 

その中でもコービーはかなり有名かつ、強い選手だったというぐらいしか知らなかったのですが、そんな彼がヘリコプター事故により亡くなったと速報が入ってきたのが1月27日(月)の朝。

 

27日の朝YouTube上のCNNのチャンネルでコービーの死についての報道を一度見ただけなのに、それ以降私のフィードはコービーに関するニュースでいっぱいに。

 

内心、「いや、全然ファンでもないんだけど、、、」と思いながらも一つ動画を見たら自動で次の関連動画が流れ出し、そしてまた次の関連動画を見てしまったり、、、とこの1週間でコービーについての動画をなんだかんだたくさん見てしまいました。

 

f:id:unotosano:20200205140550j:plain

Kobe Bryant | Uno To Sano


 

 

そこで感じたのは、コービーはアメリカのスポーツ界のヒーローだけではなく、もっともっと大きい存在だったんだということ。

 

というのも、以前Podcastアメリカンフットボールについて少し話をしたのですが、やっぱりアメリカでスポーツってものすごく重要なカルチャー、いやライフスタイルの一部なんです。だからそのスポーツの「神」的な選手、大スターが不慮の事故でこの世から奪われてしまうということは本当にNBAファンだけでなく、アメリカの国民にとっては本当に大きな出来事だったのだろうと思います。

 

 

 

 

27日にはレイカーズの本拠地、ステイプルズセンターにファンたちが何千人も集まり花を供えたり、泣きながらコービーの名前を叫んでいる姿が報道されていました。

 

 

それ以降もかく有名トークショーのホストがコービーとの思い出について語り、彼が出演したシーンをまとめた動画を流したりして彼の死を追悼していました。

動画以外でも、インスタグラムの投稿もコービーの追悼でいっぱいでした。

 

 

コービー死の数時間後のグラミー賞のオープニングでのMCのアリシアキースがコービーに向けてのメッセージと歌を送っていました。

 


All the Kobe Bryant Tributes From the 2020 GRAMMYs

 

彼が亡くなってからですが、少しコービーについて調べてみると本当にすごい選手だったんだと知りました。

 

というのもどのスポーツでも選手の移籍は当たり前だと思うのですが、彼は高校卒業してプロバスケ選手になってから引退するまでに20年間ずーっと同じロサンゼルス・レイカーズに在籍し、背番号8番と24番を着てプレイしていました。

 

自らのことをブラックマンバ(猛毒の蛇)と呼びバスケに関しては妥協を許さずNBA市場最もストイックな選手だったとか。

 

引退後は娘のチームをコーチしたり、映画製作会社を経営したりと忙しく過ごしていた最中の事故。

 

彼の死を悲しむ仲間や、ファンを見ていると本当に彼の存在はスポーツを超えて物凄い影響力があったんだなと思いました。

 

そして「死」というとても悲しい出来事ですが、これをきっかけに本当に多くの人が集まり彼を思い、彼が生きた短すぎる人生を祝う、、、これはスポーツ大国のアメリカだからこそみる風景なのかなとも思いました。